こんにちはー、小池です。
桜も咲いたというのにこの寒さ…。花冷えなんて言葉もありますが、寒すぎやしませんかね。そんな中、シュングルマンでは地味に仕出しもやっています。常連様になればなるほど豪華になる画期的なシステムです。
さて、今のコースは桜をテーマにやっておりますが、そろそろ桜も残しつつ、新緑をテーマに考えています。
まずコレ。

新ゴボウをたっぷり入れたホロホロ鳥のパテドカンパーニュの仕込み中。タルトゴボウ桜海老とどっちにしようか悩みましたが…。
そして、コレ。

稚鮎。フリットかコンフィーか。うーん。とりあえず、食べます。食べました。コンフィーにして胡瓜とたでのソースに鮎アンチョビをアクセントにします。鮎でつくったアンチョビです。
そして、コレ。

鯛。こちらは8,000円のコースから。カルパッチョにして、牡蠣のソースをかけたり、ヴァプールかけて温菜で使ったり。
先日20,000円のコースには、はりきってオマールブルーをば。そしてウニ、カリフラワー、コンソメドゥーブルのジュレ、エゾアワビetc.
こちらは『クラシックなお料理を食べたい』と食べなれているお客様からのご要望。できれば1皿で2人でワイン1本飲みたい。2皿で2人でワイン2本飲みたい。ゆっくりと…とな。
よっしゃ!わかりました!ということで、仔鳩のサルミソースとエゾ鹿のアンクルート グランブヌールソース、ご用意いたしますよー。
今の時代だとなかなかこんなソースは作らないですよね。何しろお金と手間がかかります。しかしそこは町場の個人店のオーナーシェフの強み。もし別にオーナーがいたとしたら、取っ組み合いになってしまいます。
11年以上オーナーシェフをやっていますが、相変わらず経営者には程遠い運営をして、自分の首をぎゅーぎゅー締め苦しみ、そして楽しんでいます。
