こんにちはー、小池です。
ディナーメニューより『鰆と春野菜、鳴門ワカメのココット 生姜のコンディマン』

ココットにサワラのフュメと鳴門ワカメとタケノコをはじめ、春野菜をゴボッと入れて、サワラを乗っけて優しく蒸しあげたシンプルな一品。生姜で作ったソースをぺろっとかけてお召し上がりいただきます。
こういうのわりとメニューに入ってます。
一つの鍋で素材同士が自然に調和して、ストレスなくおいしくなる。
トマトのグルタミン酸を加えたい衝動をぐっとこらえ、小学生の頃夕焼けにゃんにゃんで新田恵利が冬のオペラグラスを歌ってる時に、TVの下から覗いたらスカートの中見えないかなと思い、TVの真下から見ているのを親に見られた時の、ほろ苦くも切なく、儚く美しい刹那的な出来事も今となってはいい思い出。
そう、それは、オーケストラのチェロやトロンボーン、ビオラのソロもいいですが、静寂の中から一斉にドーンと奏でる感じ。
例えるなら、『ミミガーのとーふよう炒め』のように。
(『エルガーの威風堂々』な。全然違うやないか。byエンドー)
とにかく、素材が重なり合ってしか出せない味が、このココットにはあるってことを言いたかった。
そう、例えるなら、『ヴェルディのカズ』のような。
(『ヴィヴァルディの春』な。わかりづらいんじゃ。byエンドー)